9月21日(水) 工場大学 第3回目の講義は八戸工業大学工学部 土木建築工学科准教授 迫井先生による「コンクリートって?小型テトラポッド模型づくりを通じて学ぶ」と題した、とても賑やかな講義でした。
魅力的な先生とお手伝いの2名の学生さんと一緒に手のひらサイズの小型テトラポッドを作りました。
セメントと砂と水をとにかくよく混ぜたモルタルを不動テトラさんからお借りしたテトラポッド型枠に流し込む! ※「テトラポッド」という名前は株式会社不動テトラさんの登録商標で、たくさん種類のある「消波ブロック(根固めブロック)」のカタチのひとつなんですよ。
手順の説明後さっそく作業に取り掛かります。 え!?これくらいの水の量でいいの? そんなに早く固まるかなぁ…?
という予想もアチコチから聞こえてきますがとにかくセメントと砂と水を混ぜます。
生クリームのように型に流し入れると説明がありましたが、何せ粘度が高いから、そうは上手くいかない。
ゴンゴンと型を叩きつけ、モルタルを行き渡らせるのに集中です。
テトラの型に入れ終わったら、おまけのモアイ型にもモルタルを流して作業完了。
温かくなって固まって行くんですね!
固まるのを待つ間にコンクリートについての講義です。
作業ですっかり打ち解けたせいか、
講義の最中も、「へー」とか「ほー」とか「おおお」とか、いつもより歓声が多かったですね。受講生の前のめり感が良かったです!
最後に脱型
テトラポッドの型は6つのネジで留められているので、それを外し、ほやほやの自分だけのテトラが完成です。
文鎮に。水槽に。隣のデスクとの境界線に。
うん。このテトラポッド使える!文鎮に。水槽に。隣のデスクとの境界線に。うん。このテトラポッド使える!
八戸が好き、工場が好き、アートが好きな気持ちをどれもこれも満たしてくれる講義でした。
八戸工業大学と八戸工場大学の念願のコラボ。
作業着比率が高かったのも魅力のひとつ!
素敵な時間を皆さんと共有できたことが嬉しかったです☆
撮影:やなぎまち 助手:かわもりた