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八戸工場大学2017
カリキュラム・募集要項
工場の昔と今と未来
八戸には、昔からずっとこの地で操業を続ける老舗の工場から、新しい産業のニーズにあわせて新たに誕生する工場まで、さまざまな歴史を持つ工場があり、工業都市・八戸の発展を支えています。
八戸工場大学5年目となる今年は、この地に誕生して来年で100年となる「八戸セメント(旧・日出セメント/旧・磐城セメント)、今年30周年の「アルバック東北」、そして、来年の春から操業をはじめる「八戸バイオマス発電」と、節目を迎える3つの工場を講師に迎えます。
また、工場好きの間で話題の「工場画」を描くアーティストのSaccoのほか、富士工場夜景倶楽部(静岡県富士市)の取り組みのお話、八戸ブックセンターとコラボした「工場本」紹介の講義にも乞うご期待。
サークル活動では、オリジナル工場グッズを考案して参加するはっち市(クラフト市)や、工場をテーマとした美術展の開催を一緒に楽しみましょう。
工場を楽しむ新たな視座を手に入れてみませんか。
工場大学に参加すると、日々の暮らしの中で、八戸に工場があることにちょっぴり優越感を感じる、そんな毎日が訪れます。
募集要項は こちらから
講義・課外活動
講義・課外活動
会場=八戸ニューポート(八戸市十三日町15 フラワーエイトビル3F)
日時
内容・講師
講義 第1回
8月23日(水)19:00~21:00
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オリエンテーション
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工場を知る①「未来エネルギー“バイオマス発電”」 八戸バイオマス発電
講義 第2回
9月8日(金)19:00~21:00
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他都市に学ぼう。工場夜景で地域活性 鷲見隆秀(富士工場夜景倶楽部)
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工場の本を楽しもう! ナビゲート=八戸ブックセンター
講義 第3回
9月20日(水)19:00~21:00
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工場とアート「Saccoの工場画の世界」 アートトークとワークショップ Sacco(アーティスト)
講義 第4回
10月4日(水)19:00~21:00
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工場を知る② 日本の砿都と、八戸の石灰産業 岡田昌彰(近畿大学教授)、八戸セメント
講義 第5回
10月18日(水)19:00~21:00
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工場を知る③「日本の製造業を支える“真空屋”」 アルバック東北
課外活動
9月~10月
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工場見学 工場をこの目で見よう!
サークル活動(アートプロジェクト)
参加は任意ですが、積極的に参加して、一緒に楽しみましょう。
八戸工場大学クラフト部 「はっち市!」
11月17日(金)~19日(日)
はっちで開催されるクラフト市に手作り工場グッズを出品しよう!オリジナルグッズを製作したり、店番シフトや、設営などを手伝って楽しもう。
展覧会「工場アート展(仮)」
2018年1月予定
八戸の工場をテーマにした美術作品や工場模型を展示する展覧会。アート作品から、工場の魅力に迫ります。
講師・工場プロフィール
アルバック東北
1987年に設立。真空技術を基本として様々な産業分野で使用する生産設備を製造。その設備から、液晶パネルや半導体、自動車部品、医薬品やその他日々の生活に身近な様々な商品が生み出されている。
八戸セメント
八戸の地で100年近い歴史を持つセメント工場。八戸鉱山(八戸石灰石鉱山、通称・八戸キャニオン)で採掘された石灰石を主原料に各種セメントを生産している。NSPタワーのライトアップでも市民に親しまれる工場。
八戸バイオマス発電
住友林業、住友大阪セメント、東日本旅客鉄道の3社が共同出資して設立。未利用の林地残材や間伐材等、地域の森林資源を燃料として有効活用する。大型工場が多く建ち並ぶ河原木地区にて2018年4月操業開始予定。
岡田昌彰
近畿大学理工学部教授。東京工業大学大学院博士課程修了。博士(工学)。専門は、景観工学、土木史、ヘリテージスタディ。 著書に『テクノスケープ~同化と異化の景観論』『日本の砿都~石灰石が生んだ産業景観』など。
Sacco
画家、アーティスト。筑波大学大学院芸術専攻修了。画家、アーティスト。工場や工業地帯をモチーフとした作品を制作している。ポップな色彩に包み込んだ独特な着眼点で人工物を描きだす。ストックホルム(2013)やニューヨーク(2016)などで個展を開催。
鷲見隆秀
富士工場夜景倶楽部代表。富士山の麓、富士市の工場夜景写真を発信する会として2012年に発足した民間団体。「工場・自然・生活の共生」を富士市の魅力として行政と共に市内外へ発信し、地域活性化、シビックプライドの向上を目指し活動。
八戸ブックセンター
八戸に「本好き」を増やし、八戸を「本のまち」にするための、「図書館でも書店でもない、行政が運営する新しい文化の拠点」として、2016年12月に中心街にオープン。書棚には、工場好きにはたまらない書籍も取り揃えている。
工場大学 学長・アドバイザー・事務局メンバープロフィール
尾刀幸雄学長
八戸工場大学学長。八戸工場撮影ファンクラブ発起人/八戸経済新聞編集長 岩手大学大学院資源開 発工学専攻修了。岩手県土木技術振興協会で景観評価や環境アセスメントに携わる。「八戸観光遊覧船で行く工場夜景撮影ツアー」を行うほか、八戸の工場の魅力を伝える案内人をつとめる。 「今年も八戸の工場をはじめ多彩な講師の方々を迎えて八戸工場大学が開講します。普段なにげなく見ている工場も、色々な角度から学ぶ事でより多くの魅力に気がつきます。」
菊地拓児
クリエイター/八戸工 場大学アドバイザー 東京藝術大学大学院美術研究科先端芸術表現専攻修了。炭鉱をはじめ鉱山や工場をテーマに創作活動を行う。室長を務めるコールマイン研究室は各地でアートプロジェクトや展示を行い、新しいアートの在り方、可能性を探っている。 「講義や工場見学に加えて、皆さんと共にアートの視点から工場を見つめる事でその魅力に深く迫りたいと思います。八戸の工場は凄い。面白い。そして美しい。」
事務局メンバー
工場好き・アート好きはもちろん、物知りになりたい、工場で働いている、星空が好き、八戸に引っ越してきた、友達ほしい!など、受講生になるきっかけは人それぞれ。応募お待ちしています!」
2017年度講義録 Facebookでも配信しています。
講義録
募集要項
八戸工場大学2017 受講生募集制度について
八戸工場大学2017の参加者を募集しています。参加方法は2つ。受講生、または聴講生になって、八戸工場大学に参加しよう。 カリキュラムは こちら
お問合せ・申込: 八戸市まちづくり文化推進室 文化推進グループ
〒031-8686 八戸市内丸一丁目1-1
TEL:0178-43-9156(平日8:15~17:00) FAX:0178-41-2302
受講生
八戸工場大学のすべての活動(講義、課外活動、サークル活動)に参加できます。
3分の2以上の出席で修了証を授与、皆勤賞の方には特製グッズ差し上げます。
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募集人数:30人(定員を超えた場合は、申込書の内容で選考します!)
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参加料:無料
※材料や課外活動の実費の負担があります。
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参加資格:工場またはアートに興味があり、工場を文化的に楽しみたいと思う方。アートの経験や技術は全く問いません。年間通じて受講してください。
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申込方法:必要事項(申込用紙に記載)を、Eメール、FAX、郵送でお申込ください。
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結果の連絡:合否を問わず、Eメール又は郵送でご連絡します。
平成29年8月7日(月)必着!
聴講生
いずれかの講義を単発で受講できます。課外活動には参加できません。
受講生への編入もできます。
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募集人数:各回若干名(先着順)
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参加料:無料 ※材料は実費負担があります。
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参加資格:工場またはアートに興味があり、工場を文化的に楽しみたいと思う方。アートの経験や技術は全く問いません。
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締切:講義の3日前までにお申込みください。先着順で受け付けます。
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申込方法:Eメール、または電話で、参加者の氏名、ご連絡先、参加したい講義の日程をそえて、お申込ください。Eメールは、受講可の返信をもって参加受付といたします。
講義の3日前まで。人数限定。
八戸工場大学 Q&A
Q:八戸工場大学は正規の大学ですか?学位や資格は取得できますか?
A:八戸工場大学は、学校法人法で定める大学ではありませんので、学位や資格を取得することはできません。連続した講義で能動的に学び、発信していくことを大学になぞらえています。
Q:すべての講義を受講することが難しいのですが、気に入った講義だけを受講することはできますか?
A:基本的に、すべての講義を受講していただくことになりますが、やむをえない場合はお休みいただいても大丈夫です。なお、課外活動は、講義の出席率の良い方を優先することがあります。また、1回のみの受講は聴講生制度でお申し込みください(要事前申込)。
Q:サークル活動の「アートプロジェクト」とは何ですか? 美術や音楽などアート経験がなくても大丈夫ですか?
A:工場をテーマに、アーティストや工場と連携して行うアートイベントです。昨年度は、工場から出る煙(水蒸気)をライトアップするイベントの運営をしたり、はっち市(クラフト市)に参加して、工場をモチーフにしたグッズの制作・販売などを行いました。アート経験がなくても大丈夫。得意分野やできることで参加していただき、新たな工場の楽しみ方を体験してみてください。
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